我が家は設計時からコストダウンのためにウッドデッキをDIY予定するつもりで計画しており、下図の赤枠部分は引き渡し時点では何もない状態でした。
そのため、こちらの「ウッドデッキ」タグの記事にあるように、自分なりに調査して、デッキの設計まで着々と準備をしていました。
それにも関わらず
方針を変更し、その道のプロである業者さんに依頼することになりました。
結果として、プロに任せたことで見た目的にも強度的にも高品質なウッドデッキができたので、非常に満足しています。
今回は、ボーナスをウッドデッキに充ててまで、なぜDIY予定から業者に依頼することになったのか、その背景と実際の施工の様子をご紹介しようと思います。
この記事がおススメな人
・ウッドデッキを作ろうと思っている人
・DIYにしようか業者に依頼しようか悩んでいる人
・少しでもコストダウンの方法を探している人
是非最後までご一読ください(^^)
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DIYを辞めてプロに依頼することにした理由
ウッドデッキDIYのために様々なことを調査し設計図まで書き起こしていたにも関わらず、方針転換を行った理由にはいくつかあります。
DIYを辞めた理由
- 約17.5㎡のビックサイズなのでDIYでは安全性に不安あり
- 床下・土台の長期的な強度・雑草問題も頭を悩ませる
- 信頼できる施工業者に出会えた
- (ボーナスが思ってたよりちょっと良かった笑)
ビッグサイズなのでDIYでは安全性に不安あり
こちらがウッドデッキ施工予定の場所なのですが、ご覧の状態で引き渡ししてもらっています。
ここの土を整理し、転圧した後に束石やコンクリート板を置いてウッドデッキを作るつもりでした。
しかし、この約7m × 約2.5mの広さのウッドデッキをDIYで作ることを現場監督や見積を依頼した外構業者さんに相談すると、いずれも強度的に難色を示されました。
- ハードウッドで作るのでウッドデッキ自体が大分重く沈みやすい
- しっかり土台を作らずコンクリート板で簡易的に作ると傾く可能性が高い
- 多少は問題ないが、傾きを調整する必要が出た場合、この広さの床下作業・高さ調整は困難
確かにDIYでこの大きさのウッドデッキの水平を保ちつつ、十分な強度で組み立てできるのか不安がありました。
加えて、執筆時点で我が家は子供が3人(6歳、4歳、2歳)。まだまだ飛び跳ねる年齢なので、少しずつ痛みが蓄積するでしょうし、土台が緩いと傾いていく可能性も低くはない!という心配が出てきたのが大きな理由です。
床下・土台の長期的な強度・雑草問題も頭を悩ませる
また、「ウッドデッキ下の床」も悩みの種でした。
1つは上述したような地面の強度の問題ですが、もう一つは雑草問題との付き合い方です。
私はDIYができる「容易さ」と、「コスパ重視」で、「防草シート+砂利・砕石」の案で進める予定で、しかも防草シートには「デュポン」を採用し、高い防草効果を実現するつもりでした。
「たぶん10年くらいは雑草大丈夫かな」という想定はありつつも、ここでもウッドデッキの広さ所以の心配がありました。。。
- 防草シートが弱ってきたときに交換が難しい、というか交換不可能
- 万一雑草が生えてきたとき、ウッドデッキ下に潜るのが大変、かつ雑草が広がると手遅れ
以下記事でも紹介しているのですが、予算があるならコンクリートを敷くのが最も安全・安心な対策になります。
もちろんコストが大分かかるので敬遠していたのですが、ボーナスが予想よりも多く出たため、再度悩みだしましたことが2つ目の理由です。
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信頼できる施工業者に出会えた
このように組み立てや地面の強度、床下対策に悩んでいるタイミングで信頼できる施工業者「ガーデン工房」さんに出会えたことで一気に決断しました。
経緯としては、我が家の植栽を選ばせて頂きその後も相談に乗ってもらっている大西農園さんからの紹介になりますが、こちらの要望の意図の汲み取り度合い、レスポンスの速さ、提案の質、どれをとっても品質が高く、この人なら依頼してもよいと思えました。
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ゆくゆく話を聞いてみると、「ガーデン工房」の社長さんは大手HM系列の会社から独立したばかりでHPも作成中という起業ほやほやの段階!
HPがまだないのでリンク貼れないですが、「大阪・奈良・和歌山」が対応範囲ということなので、もし興味ある方は紹介しますのでDMください。
ガーデン工房さんの提案内容
ガーデン工房さんにTELで簡単に相談させてもらってから、すぐに現地を確認していただき、短期間で設計図、パース、見積もり(2案)まで作っていただきました。
なるべく早くウッドデッキを作りたかった私たちとしてはこのレスポンス・対応の速さは助かりました。パースもしっかり作ってくれてイメージしやすかったです。
ウッドデッキDIYは2、3m程度の大きさであれば補修や作り変えも比較的容易にできますが、我が家のように15㎡越えの大きいサイズを作成するつもりであれば業者さんと一度会話してみることをおススメします。
タウンライフリフォームでは一括でご自宅周辺に対応した業者を検索できますし、複数の相見積もりを比較できるので一度使ってみて下さい。
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少しでもコストダウンする方法
さて、プロに依頼することにしたものの、元々コストが理由でDIYする予定にしていた経緯もあり、できる限りコストダウンもしています。
この章では僕が実践したコストダウンの方法をご紹介。
木材の準備・発注を自分で行う
まずは木材の発注は自分で行いましょう。
束柱・根太・大引き・床板と種類は多くありますが、業者さんの方でも必要本数は出してくれると思います。
例えば今回我が家のウッドデッキはハードウッドである「サイプレス」を使っていますが、木材代だけで約30万かかっています。
業者さんに木材の調達を依頼すると、通常は手間代として10%~30%、今回の金額換算すると3万円~9万円余分にお金がかかりますので、ここのコストは節約しました。
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木材の保護塗装もDIY
木材で作るウッドデッキは長持ちさせるために通常保護塗料を塗ります。(長持ちさせたかったら塗りましょう)
この塗装も依頼するともちろんコストがかかり、大体5,000円/1㎡~10,000/1㎡が相場になります。
ウチも見積もりだけはもらいましたが、約17.5㎡で12万円(税抜き)ほどかかるとのことでした💦
塗装自体は難しくないので、自分で木材を発注した後は塗装までやってしまいましょう。
ただ、塗料を選ぶにあたって以下は注意してください。
保護塗料DIYする注意点
- 品質がいいものを使おう。保護なのに性質がよくなければ意味ありません
- 一度塗りでOKな製品を選ぼう。2度塗りは大変です。
僕が使ったおススメ塗料
今回僕が塗ったのは「オリンピックマキシム」という塗料です。
この塗料は世界最大の塗料メーカーであるアメリカのPRGインダストリーズという起業が生産する最上位のウッドデッキ用木材保護塗料らしいです。
防水、紫外線予防、カビ防止、擦り傷防止など必要な性能を備えている屋外木製品専用の水性塗料なので長期的に見ても安心かと思い、こちらにしました。
少し値段は張りますが、「一度塗り」で木材をしっかりと保護できるので、長期的にウッドデッキを使うため、ここにはコストをかけてもよいと思います。
見えない部分は鋼製束を利用
ウッドデッキでは束柱として、対候性もあり強度もある「鋼製束」を使用することも多いです。
木材の束柱を使うよりも水平調整も簡単ですし安価に手に入るからです。
けどせっかく本物の木を使ってウッドデッキ作っているのに冷たい鋼の部材を見せたくはありません。
しかし全部木材にすると高い。。。
なので、目に入る外周部分だけは木材にしてもらい、目に見えないウッドデッキ内部は全て鋼製束にすることでコストダウンしました。
ウッドデッキ施工の様子を大公開
我が家のウッドデッキの施工の様子をご紹介します。
ウッドデッキ検討されている方はイメージを膨らませるための参考になればうれしいです!
コンクリート打設の様子
まずは事前にウッドデッキの床下になるコンクリートを打設してもらいました。
乾燥するのを待って完成!!!
これで雑草の心配をすることはなくなりました!
デッキの組み立て施工の様子
コンクリート完成後、いよいよデッキの組み立てです。
デッキの組み立ては2日の見込みでしたが、床材を貼るのに時間がかかったため3日目に突入しました。
通常床材の長さが多少バラバラでも張り切ってしまってから丸鋸で側面を一気に揃えるのですが、今回は目隠しが邪魔になるので、床材の長さをキレイにそろえてから1つ1つ貼ってもらったためです💦
土台ができたら、次に床材を貼っていきました。
この段階で内外の繋がりができ、家がとても広く感じるようになりました。
室内床は杉無垢、ウッドデッキはサイプレスを使うことを前もって決めていたので、色味が統一されて一体感を生むことができたと思います。
完成後にウッドデッキプールを開催
完成後は早速子供たちにプールを出してあげました。
念願のウッドデッキプールができたので大人も子供も大喜びです✨
リビングからつながった状態で遊ばせられるので安心ですし、後片付けも簡単になりました!
さいごに
家づくりはとてもコストがかかるため、「どこにお金をかけるか」「どこのお金を削るか」をたくさん考えますよね。
最初、ウッドデッキには「コストをかけずにDIYする」という選択をしていましたが、改めて「コストをかけてプロにお願いする」ことにしてよかったと思います。
安全性はもちろん、施工のキレイさや手入れのアドバイスなどもいただき、今後もサポートしてもらえる関係も築くことができたからです。
ただお金払って施工して終わり!という業者さんもいるでしょうが、親身になって対応してくれる業者さんが見つかればコストかけてもよいと思えた機械になりました。
今回のウッドデッキの広さや材質など、これから家づくりされる方の参考になればうれしいです!