【値上がり相場でもいい家を】積水ハウスノイエの見積もり・坪単価｜契約者による実態解説

インフレに伴い、生活に関わるあらゆるものが値上げラッシュの中、住宅業界でも２０２２年から順次値上げが続いてます。

「コロナや戦争が落ち着いたらまた価格も戻るんじゃない？」

と考えている人を無視するように、落ち着く気配なく値上げは続いてますね。

住宅価格は様々な会社・業者が入り乱れているので、価格が戻ることは基本的にはないと思っています。

さて今回の記事ですが、そんなインフラの中、積水ハウスノイエで契約して家づくりを進めている「うえのいえ家」の見積もりや坪単価がいくらだったのか、積水ハウスノイエのコスパの良さの理由と共に解説していきます。

今回の記事の概要は以下になります！

それでは詳細を御覧ください！

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積水ハウスノイエとは？

まず最初に「積水ハウス ノイエってどこ？積水ハウスとは違うの？」って方もいると思うので紹介します。

積水ハウスノイエの見積価格

ここでは、実際の我が家の見積もり金額を公開します。

見積前提（広さ・間取り・オプション）と見積価格

見積前提

見積もり時の間取りはこちら

見積価格

上記の前提で建物本体価格は「約２,４４０万円（税抜き）」でした。

以下の諸費用、設備オプションなどは含めていないので、参考価格としてご覧ください。

積水ハウスノイエの坪単価・価格帯

では、上記見積もりを坪単価に直すといくらになるのか？

※ちなみに、地盤改良費１００万円を加算して計算すると約70.9万円になります。

こちら税抜きで計算しているので、税込みで比較したい場合は税率かけてください

この筆者宅の価格を中心に置いて、昨今の値上げ事情や追加オプションを加算したとしても

積水ハウスノイエの価格帯としては、約６０万～９０万の幅に収まるかと思います。

なお、坪単価の計算方法は付帯工事を含んだり人・サイトで様々です。
単純に坪単価はXX万円！と比較しない方がよいので注意ください。

ファーストブランド「積水ハウス」との坪単価・価格帯の違いは？

ではファーストブランドの「積水ハウス」の坪単価と比較するとどうでしょうか？

執筆時点の2023年初期に「積水ハウス・坪単価」と調べると、およそ「積水ハウスの坪単価は100〜150万円」するようで、ノイエのおよそ２倍します。

SNSの情報も確認しましたが、平均的な坪数・総二階で100万程度かかっているのが実態のようです。

なお、一部Webページの中には「５０万～８０万円」という記載もありましたが、値上げ前の価格になるのでご注意ください

こうしてみると、大手ハウスメーカーは本当に手が届かないね。。。

共働き世代でも手がつきにくい価格になってきていますね。値上げに対して給料も追いついてこないから、「コンパクトな家」で値段を抑える間取りが人気になっているみたいです。

積水ハウスノイエの安さの理由は？

続いて、積水ハウスノイエがどうやって価格を押さえているのか？

私たちが聞いたこと・感じていることから、安さの理由を３つ紹介します。

①建築仕様や設備メーカー・仕様を限定

１つ目の安さの理由は、仕様や設備を限定していることです。

「積水ハウス」や他の大手ハウスメーカーでは、鉄骨・木造などの建築仕様が異なるラインナップを用意していたり、キッチンや洗面も多くの住宅メーカーから選択できると思います。

これは逆に言えば、「選ぶ時間が長期化」し、「関係する業者の多様化」に繋がるため手間も増え、コスト増につながることです。

積水ハウスノイエでは、着工件数Ｎｏ１である積水ハウスの実績を基に、最も選ばれる仕様・設備に厳選し、選択肢を限定することでコストパフォーマンスを上げているようです。

建築仕様・工法

「積水ハウス」では鉄骨・木造のシャーウッドが選択できますが、ノイエの「PARTAGE(パルタージュ)」では在来工法の木造のみで展開しています。

採用している「ブロックプランニング」は間取りの自由度、コストパフォーマンス、耐震性の確保、将来の可変性にも柔軟に対応できる設計手法となっており、安全性を確保した家を建てることができます。

積水ハウスノイエ「パルタージュ」の建築工法については、積水ハウスとの違いも交えてこちらに記載しているので、合わせてご覧ください。

設備仕様

続いて設備仕様についてです。

積水ハウスノイエで使っている設備は、大手ハウスメーカーほどに高いグレードは採用されていません。

しかし、豊富な実績がある積水ハウスのデータを基に人気のある設備をピックアップし、提携メーカーとオリジナル商品を作るなど、コスパの良さを実現しています。

数多くのメーカーから最先端・高級設備を採用出来たら今の坪単価にはならないよね

ちなみにウチもキッチンはグラフテクトを採用したり、別メーカーの設備を採用することももちろん可能です。全設備を高グレードにするんじゃなくて、欲しい部分だけにお金をかけることで値段を押さえていけるのはメリットです。

ノイエの標準仕様はこちらで解説しています。

②建築仕様や設備を限定することで人件費も抑える

仕様や設備を限定しているということは、その分、事務処理も少なくなるはずなので、人件費も大手よりも抑えられていると考えられます。

選択できるメーカーが多ければ、施主側としても「まずはクリナップもパナソニックもLIXILも見積もりがほしい」と依頼しますよね？

そうすると複数のメーカーに対して書類作成、連絡、調整が必要になるので、もちろん人件費に繋がっていきます。

ノイエではその選択肢を限定している分、コスパよく家づくりができると思います。

家づくりは、表には見えてこない人件費が結構かかっているのです。。。

積水ハウスノイエ「PARTAGE(パルタージュ)」の建築工法は？

先ほども紹介しましたが、パルタージュの建築工法、積水ハウスとの違いは以下に纏めてます。

積水ハウスノイエの保証・アフターサポートは？

こんなに安いんじゃ、保証やアフターサポートは充実していないんじゃないの？

そう思われる方もいるかもしれませんが、アフターサポートは最大手「積水ハウス」と同じカスタマーズセンターが担当で、２４時間 ３６５ 日スタッフ対応と充実しています。

保証期間については、「１０年目に無料点検」「有償で必要なメンテナンス工事を請けることで２０年まで保証」がノイエの保証内容になっており、筆者としては問題ないレベルと思っております。

字面だけみると他の中堅HMより劣っていると思われるかもしれませんが、そこにはカラクリがあります。以下記事で解説しているので合わせて「保証期間は長いほうがよい！」と単純に考えている方は必見です。

実際に契約した筆者の満足度の高さ、評価は？

「うえのいえ家」の仕様は、ノイエとの打ち合わせ記録記事を見ていってもらえるとわかるのですが、

・外壁をOBOROブラック

・1階、2階全て無垢床

・土間だらけだがZEH基準クリア

・キッチンはグラフテクトの2列型

・造作洗面採用

などなど、多くのオプションを入れているにもかかわらず予算内に抑えることができ、非常に満足です。

採用した仕様で大手HMで建ててたら間違いなく予算Overで坪数を減らすしかなかったかもね。

この値上げ相場の中では、本当に良い選択肢になったと思ってます。

もしノイエを検討される方がいれば紹介も可能ですので、コメント・SNSなどでお気軽にご連絡ください。

積水ハウスノイエの年間販売棟数は？

コロナ禍も合った中で順調に推移していますね。しかもWithコロナとなってきた２０２２年が２Qと同様のペースでいくと右肩上がりに成長していきそうです。

この調子でノイエ施主仲間ができていけば楽しそうです

まとめ

以上のように、積水ハウスノイエの坪単価と、その安さの理由について紹介しました。

インフラが続くものの賃金に反映されない昨今、子供を育てる家庭においては、「いい家をつくりたい、けどそこまで住宅ローンを組むのは怖い」という家庭も多いかと思います。

そういった方には他の中堅・ローコストメーカーと合わせて、積水ハウスノイエも検討に入れてみてはいかがでしょうか？

まだまだ施主が少ないノイエなので、お仲間が増えるとうれしいです。
検討される方でもそうでない方でも、是非SNSでもコメントください。