こんにちは、うえのいえです。
現在、注文住宅を検討中になるのですが、土間にペレットストーブを採用したいと考えています。
ネットで調べて大方候補を絞っていたのですが、扱っている店が少ないので実物をまだ確認していませんでした。
そんなとき、和歌山県みなべ町にある「ぬく森や」さんに目当てのペレットストーブ、warmArts(ウォームアーツ)「RS-4」「RS-mini」があることがわかったので早速見学に行かせていただきました!
warmArts(ウォームアーツ)の前身は「さいかい産業」です。他のネット記事では混同されるのでご注意を。
今回はそこで体験してきたペレットストーブについて紹介したいと思います。
なお、記事後半では「ペレットストーブってそもそも何?」という解説にも触れていますので是非最後まで流してみてください!
今回の記事の概要は以下になります!
それでは詳細を御覧ください!
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今回伺った「ぬく森や」とは?
今回伺ったのは、和歌山県で唯一のペレットストーブ専門店である「ぬく森や」さん。
ペレットストーブの設置に関する相談はもちろん、設置・アフターサポートも手厚く、燃料であるペレットの配送やシーズンオフ時のメンテナンス(有料)も対応してくれます。
ペレットストーブってあまり馴染みがないので、気軽に相談にのってくれる専門店さんはありがたいです。
instagramもされているので、関西近郊の方はチェックしてみてください。
お目当てのペレットストーブはどうだった?
今回、僕たちが体験してきた機種を紹介します。
その前にペレットストーブの種類についてメモしておきます。
大きく2種類あって、生活スタイル・好みによって最適なタイプは違います。
ペレットストーブには大きく分けて2種類のタイプがあります。
①輻射式(自然対流式):太陽や焚火のように、電磁波による暖かさ(輻射熱)によって部屋をじんわりポカポカ温めます。
②温風式(強制対流式):炎によって温めた温風を強制的に放出して部屋を素早く温めます。
RS-4(輻射式)
まずはウチの第一候補のwarmArts(ウォームアーツ)「RS-4」。幅射式のペレットストーブでは一番人気のある機種です。
画像でわかるように前面扉・天板が鋳物で囲われているので、放出される遠赤外線も多く20畳以上の部屋でも暖めるパワーをもっています。
加えてペレットストーブは煙突が不要ですし、FF式と言われる強制給排気システムによって室内の空気が汚れることがありません。
ここにヤカンでもおいて、揺れる炎を土間で椅子に座って眺めたいのです。
【実例見学】ボイジャーブルーイングさんにてRS-4を体感
「ぬく森や」さんで実際に火をつけていたのは「RS-mini」だったので、近くで「RS-4」を実際に使っている「クラフトビール醸造所ボイジャーブルーイング」さんを見学させてもらえることに!
工場内にオシャレなバーと吹き抜け型の2階食事スペースがあり、敷地の広さはざっくり50坪くらいと聞きました。
入った途端、「めっちゃ温かい!!!」
この日が2023年2月の寒波が来ている時期だったのですが、「RS-4」1台で全然暖かくてびっくりしました!
しかも工場なので頻繁に人が出入りしていると言います。
むしろこのパワーの「RS-4」を一般家庭に置いて大丈夫かと心配になりました笑
番外編:ボイジャーブルーイングさんの地ビール
ペレットストーブは関係ないですが、ボイジャーさんでビールを買って帰りました。種類がいくつかあり、クラフトビール初心者でも飲み比べながら楽しむことができるのでオススメです!
さて本題に戻ります!
RS-mini(輻射式)
続いて「RS-4」の小さい版である「RS-mini」。RS-4と同じく幅射式のペレットストーブで、RS-4より暖房能力は落ちますが、その分コンパクトになった機種です。
RS-4よりも鋳物部分が少ないですが、10畳以上の部屋でも暖めるパワーをもっています。
ぬく森やさんの店舗がこれ1台でポカポカで、輻射熱は芯から温めてくれるので子どもたちも気持ちいいと言ってました。
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SS-5(温風式)
こちらは「RS-4」や「RS-mini」と違って温風式のペレットストーブです。
内部の火によって温めた空気を室内に送風することで、エアコンのように素早く部屋を温めることができます。
また、前面扉は鋳物なので輻射熱も多少あります。前面扉以外はどこを触っても熱くない構造設計になっていて安全でもあります。
子供や猫を考えると安全性が比較的高い、SS-5も選択肢だったんですが、熱交換器のメンテが大変なのと、詰まったらメーカー修理に数万かかるらしいので辞めました。
RS-4は部品輸入STOPのため受注停止中
しかし、なんと部品の輸入がコロナの影響でSTOPしていることから受注停止になっているらしい💦
2023/4月ごろから再開される見通しとのことですが、確定ではないらしいので微妙なところ・・・。
ウチは上棟したタイミングで穴あけ工事を行ってもらう予定なので、受注再開を願ってRS-4前提で行きたいと考えています。
ちなみに
後付けできるなら、受注再開してから発注すればいいんじゃないの?
と思われるかたもいるかもしれません。
ペレットストーブは家が完成した後に設置でも大丈夫なのですが、給排気筒の取り付けのために壁に穴を開けた後、断熱・気密処理をHMに行ってもらうために早めの確定が必要なんです。
新築時だからこそできることですね。
ペレットストーブとは?
さて、いきなりペレットストーブを紹介してますが、「そもそもペレットストーブって何?」ということを簡単に紹介します。
基本的な仕組み
ペレットストーブは、木質ペレットと呼ばれる小さな丸いペレットを燃料として使用し、燃焼することで部屋を暖めます。
ペレットは一般的に環境にやさしいとされていて、その燃料となるペレットを燃焼室に投入し、点火した後は自動でペレットが火に投入されることで継続燃焼される仕組みです。
ペレットストーブと薪ストーブとの違い
ちなみにペレットストーブと薪ストーブの違いはどういったものでしょうか?
違いがある要素 | ペレットストーブ | 薪ストーブ |
---|---|---|
燃料 | ペレット | 薪 |
排気方法 | ファンによる強制排気 | 上昇気流による自然排気 |
煙 | でない(着火時数分のみ) | 不完全燃焼の場合黒い煙が発生 完全燃焼の場合はでない(無色) |
匂い | ほぼしない | 強め |
設置の容易さ(後付) | 煙突設置不要なので後付簡単 | 煙突が必要なので大規模になりやすい |
電気の要否 | ファンを回すのに必要 | 不要 |
室内環境整備 | 特になし | 配置場所付近に耐熱設備が必要 (レンガなど) |
火力調節 | ダイヤル式などで簡単 | 薪なので難しい |
大きな違いとしては、ペレットストーブは燃料にペレットを使用するものですが、煙や匂いが少ないことに加えてファンによって排気を行うため屋根の上まで煙突を設置する必要がありません。
一方、薪ストーブは薪を燃料に使うことから煙・匂いが強いことに加えため、上昇気流による自然排気が一般的なので煙突の設置が必要です。
他にも燃焼の管理にも差があります。ペレットストーブはペレットの供給を自動的に行うため手間が少なく簡単に使用できます。一方、薪ストーブは薪をくべる手作業が必要です。
どちらも火を見ながら暖まることができるものですが、違いは結構あるので選ぶ際は慎重に選びましょう。
さいごに
今回はペレットストーブを選ぶために実物を見に行った話をしました。
もしペレットストーブの設置を検討されている方は、給排気筒の穴あけ時の断熱気密処理については注意を払いましょう。
もし新築時の検討であれば、うちのようにHMに相談しておけば穴あけ後に断熱・気密処理をしてくれると思うので相談してみましょう。
我が家は「RS-4」か「RS-mini」か改めて家の雰囲気や大きさを考慮して検討してみようと思います。