こんにちは、「うえのいえ」です!
積水ハウスのセカンドブランドである「積水ハウス ノイエ」の施主です。
みなさんハウスメーカーを検討する際に気になるのは、標準仕様ではないでしょうか?
現状、積水ハウス ノイエは積水ハウスとは違って展示場も数少なく、インターネット上にも情報がないため比較すらできないのが現状だと思います。
この記事では積水ハウス ノイエの標準床材【永大産業 EIDAI 銘樹モクトーン】に関して詳細に解説していきますので、最後まで是非お読み下さい!

これは読まなきゃ損だにゃ
この記事で紹介していること
なお、以下の記事で「積水ハウス ノイエの標準仕様」の全体概要をまとめております。
お風呂以外の仕様についても調べたい方は是非ご覧ください。
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それでは、是非最後まで御覧ください(^^)
永大産業 EIDAI 銘樹モクトーンとは?
「銘樹モクトーン」とは何か?
こちらは、従来のツルッとした塗膜ではなく、木の素材感を引き出した塗装方法を採用した高品質なフローリングです。
突板としての高い耐久性と耐摩耗性、耐傷性を備えつつ、木の味を引き出しているのが特徴と言えます。また、抗菌・抗ウイルス加工をしてSIAA認証を取得しているのもポイントが高いですね。
天然木を化粧材として用いる場合、かつては比較的厚い塗膜を形成して表面を保護し、木の風合いよりも光沢を優先させる手法が多用されましたが、「銘樹モクトーン」では、天然素材の持つ木味や風合いを最大限に引き出すため、新たな塗装法「Eナチュラル塗装」を確立し、今回初めて採用しました。
これにより、耐傷性能や耐キャスター性能など現在のフローリングが求められる性能を満たしながら、天然木の質感がより一層向上したフローリングとなりました。
さらに、コロナ禍でエンドユーザーの健康に対する意識が高まる中、「銘樹モクトーン」には抗菌・抗ウイルス加工を施し、SIAA(抗菌製品技術協議会)認証を取得しました。
また、当社のスキスムS/Tと組み合わせて、様々なインテリアスタイルにご使用いただけるよう、ツキ板仕様としては豊富な樹種と色柄(全9樹種13色柄)を品揃えしました。
「銘樹モクトーン」
基本性能

「Eナチュラル塗装」で木の風合いを残していますが、しっかりと突板としての性能も保持しているので、床の上のキャスターや机・椅子の凹み・擦り傷に強いですし、滑りにくいです。
床暖房やホットカーペットにも対応しているので、床暖房を使おうと思っている方にもピッタリです。

やはりメンテナンス性が高いのは突板の特徴です
銘樹モクトーンの特徴は?
銘樹モクトーンには以下3つの特徴があります。
3つの特徴
・抗菌・抗ウイルス加工
・デザイン性が高い
・国産針葉樹合板を採用し、木の雰囲気を感じることができる
それぞれどういった特徴なのか説明します。
抗菌・抗ウイルス加工
新型コロナウイルス拡大以降、急速に広まった健康意識、抗菌・抗ウイルスにも対応できるよう、SIAA(抗菌製品技術協議会)認証を取得しています。
この加工により、床に付着した細菌やウイルス数が時間経過とともに減少し毎日きれいな床を保ってくれます。
デザイン性が高い
積水ハウスノイエの床材では5つの樹種をベースにしたカラートーンが選べます。

①White Ahh(ホワイトアッシュ)
白色で柔らかい質感があるホワイトアッシュは、ホワイト・グレー・ベージュといった幅広い色調に合わせることができます。

②Birch(バーチ)
キレイな木肌と色調が自然な風合いを出すバーチは、採用するインテリアと幅広く合わせることができます。

③Oak(オーク)
ハッキリした木目が印象的なオークは天井や壁の色によって、印象が大きく異なります。

④Black Cherry(ブラックチェリー)
深い赤・茶色計の色調は高級感があり、スタイリッシュな質感で雰囲気を出してくれます。

⑤Black Walnut(ブラックウォールナット)
深い茶色は高級感に加えて重厚感をだしてくれるので、家の雰囲気をよりモダン・ホテルライクにしてくれます。
国産針葉樹合板を採用し、木の雰囲気を感じることができる
SDGsへの取り組みの一環であるようですが、フローリング基材を南洋材合板から国産針葉樹合板を採用するようになっています。
また突板は、シートフローリングではなく、実際に薄い木を貼っているので、より木の雰囲気を感じることができます。

木の雰囲気を感じることを優先するのであれば、無垢・挽板も必ず選択肢に加えましょう。
突板ってなに?他にも床材の種類ってあるの?
床材の種類には銘樹モクトーンで採用されている「突板」以外にも「無垢」「挽板」「シート」があります。
それぞれの特徴は以下に纏めているので、こちらも合わせてご覧ください。
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EIDAIさんの床材の中にも、床材の種類ごとにラインナップ展開されています。
ロイヤルセレクションに変更するときは簡単だったので、気になるシリーズがあれば担当者さんに確認してみてください。

製品 | サイズ (厚み×幅×長さ) | 基材 | 表面仕上げ | 備考 |
---|---|---|---|---|
銘樹モクトーン | 12×303×1818mm | タフテックベース+合板 | ツキ板 | この記事記載の通り |
銘樹モクトーンC | 12×303×1818mm | タフテックベース+合板 | ツキ板 | 「銘樹モクトーン」とは異なる色タイプの展開 |
銘樹ロイヤルセレクション | 12×303×1818mm | 合板 | 挽き板 | 表面には2mm厚の銘木を使用した挽板 |
銘樹ヘリンボーン | 15×300×429mm | 合板 | 挽き板 | 2mm厚の挽板のヘリンボーン |
銘樹ヘリンボーン ファボリ | 12×300×429mm | タフテックベース+合板 | ツキ板 | ・「銘樹ヘリンボーン」になかったカラーをラインアップ ・突板にして、機能性能をUp |
銘樹パーケット | 12×303×909mm | 合板 | 挽き板 | 2mm厚の挽板を使った3種類の寄木デザイン |
プレミアムク | 12×90×1818mm ※1枚幅 | 無垢 | 無垢 | 5樹種・10カラーをラインナップした無垢床 |
積水ハウスの仕様とはちがう?

ファーストブランドである最大手、積水ハウスでは「朝日ウッドテック」のライブナチュラルシリーズの突板が標準仕様となってます。
対して、積水ハウスノイエは「EIDAI」の銘樹モクトーンの突板が標準仕様です。
こちらの両メーカーについては、内装・建具に関して大手のメーカーなので、信頼性・安心感はどちらにもあります。
床材自体も同じ突板なのでそこまで大きな差はないのではないかと思います。

ですので、オプション検討される場合は他メーカー含めて体感することをおススメします。
なおEIDAIと朝日ウッドテックについては、先人達の比較記事でも好みが分かれる接戦でした

なお、積水ハウスノイエでは内装建具もEIDAIのスキスムシリーズを採用しているので、EIDAIをそのまま採用することで統一感をもったインテリアコーディネートが可能です。
まとめ
以上のように、本記事では積水ハウス ノイエの床材仕様についてまとめました。
もちろん、床材のグレードアップや他のメーカーの床材でも場合によっては採用可能ですので、希望する場合は担当者に確認してみてください。

我が家はモリアンさんの杉無垢にする予定です。
はじめはロイヤルセレクションの挽板にする予定でしたが、無垢材の良さを体感してすぐに変更しました


床暖房もウチは使う予定がなかったので、すぐに決まりました。
大手ハウスメーカーのように、多くのメーカーから選べるわけではないですが、機能面やコスパの良さに魅力を感じられるのであれば、「積水ハウス ノイエ」を検討されてはいかがでしょうか。
しかも、もし他のメーカーにしたければ変更できますし、もしかしたら「積水ハウス」グループとしてのコストメリットもあるかもしれません。(あくまで想像です)
是非ノイエ仲間になれそうでしたら、我々の営業担当、設計担当を紹介しますので、問い合わせ、SNSのDMなんでもご連絡ください。