こんにちは、うえのいえです。
現在、注文住宅を検討中になるのですが、外構に関してハードウッドのウッドデッキ・フェンスを採用したいと考えています。
とはいえウッドデッキの木材をどのように選べばいいのかが不明でした。
ウッドデッキは屋外空間を活用して、家族や友人との楽しい時間を過ごすのに最適な場所です。
そんなウッドデッキを作り長期間にわたりキレイに使っていくには、耐久性、耐候性、安全性、および外観を決定する重要な要素である木材を選ぶことが重要だと思いました。
そこで、和歌山県海南市にあるサニーウッドさんに話を聞きにいきました。
サニーウッドさんはウッドデッキの木材専門店で、ウッドデッキ以外にもフェンスやアプローチ枕木なども扱っておられます。
ウッドデッキの作り方もHPでまとめられていて、木材も全国対応で配送してくれるので、外構関連(ウッドデッキ・フェンス・アプローチ)のDIYを検討している方はHPをチェックしてみてください!
実際にお話を伺った際もとても親切に対応してくれ、とてもわかりやすかったです。
↓ウッドデッキを検討することになった打ち合わせはこちら↓
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そもそもハードウッドとは?
高耐久性木材と言われ、硬くて耐久性が高い天然木が「ハードウッド」と呼ばれていて、主に東南アジアや南米の原生林で育った木材です。
ハードウッドは木の繊維の密度が高いことから、切断にも強く硬いのが特徴で、対してソフトウッドは木の繊維の密度が低いことから、柔らかく加工もしやすいのが特徴です。
ハードウッド種類別の特徴まとめ
これから種類ごとに木材の特徴を紹介します。
紹介する木材
・イペ
・ウリン
・マニルカラ(アマゾンジャラ)
・イタウバ
・セランガンバツ
・サイプレス
・レッドシダー
イペ
▽耐久年数
30年以上
▽特徴
・ウリンと並ぶ最高クラスの耐久性
・耐菌性や耐候性、耐湿性も高い
・公共物件での実績多数で信頼性が高い
・価格は他に比べて突き抜けて高い
ウリン
▽耐久年数
30年以上
▽特徴
・美しい色合い
・抜群の耐久性、耐候性
・耐菌性、耐汚染性にも優れていて清掃が簡単
・イペの価格高騰によりコスパUp
・樹液(アク)はでやすいので注意も必要
マニルカラ(アマゾンジャラ)
▽耐久年数
25年以上
▽特徴
・ウリンに次ぐ強度と耐久性で木肌が滑らか
・抗菌性、耐久性、耐水性、耐摩耗性が高い
・滑らかな表面を持ち、様々な色やデザインに合う
・樹液(アク)も少ない
・退色が早くて細かい干割れがおこりやすい
イタウバ
▽耐久年数
25年以上
▽特徴
・油分が多く木肌が滑らかなのでささくれが起きにくい
・裸足でも安心
・黒いシミやピンホールを含む場合あり
※ピンホール:虫に食害された小さな穴のこと
・耐久性、耐候性、耐腐食性に優れ、美しい色合い
セランガンバツ
▽耐久年数
20年以上
▽特徴
・コストパフォーマンスが優れていて、流通量も豊富
・小さいピンホールを含むこともあり、多少ざらつき
・耐久性が高く、耐候性・抗菌性・耐火性もある
・滑り止め効果がある
サイプレス
▽耐久年数
20年以上
▽特徴
・節があり美しい木目
・和風洋風どちらにもあう
・高い耐久性と耐候性
・耐腐食性があり、シロアリに非常に強い
・ソフトウッドとして紹介されることもあるが耐久性が高い
レッドシダー
▽耐久年数
15年以上
▽特徴
・日本で最も使用されているであろう木材
・コスト面で優秀でDIYにも適している
・高い耐久性と耐候性
・美しい赤褐色の木材で滑らかな質感
・軽量で加工性に優れているが色味にばらつきが大きい
ウッドデッキに向いている木材は?
耐久性でいえばイペやウリンが最適ですが、好みやメンテナンスの仕方でも変わってくるので一概に言えないようです。
色味は全然違いますし、塗装して色味を継続的に出すのであれば、それも踏まえて選ぶ必要があります。
ウッドデッキに最適な木材の条件
- 耐久性:ウッドデッキを長期間使用するためには、耐久性の高い木材が必要です。耐久性の高い木材は、湿気や温度の変化に強く、長期間使用しても劣化しにくいです。
- 耐候性:ウッドデッキは日差しや雨などの天候変化にさらされます。そのため、耐候性の高い木材を選ぶ必要があります。耐候性の高い木材は、日差しや雨などの天候変化に強く、劣化しにくいです。
- 安全性:安全性の高い木材は、滑りやすくなりにくく、落下などの事故を防ぐことができます。
- 外観:ウッドデッキの外観は、木材によって決まります。木材の種類によって色や質感などが異なります。お好みの色や質感を選ぶためには、好みに合う木材の種類を検討する必要があります。
以上のような条件がありますが、この記事で紹介した木材は全てクリアしています✨
今回紹介した種類の中で選ぶとすると、経年劣化していくと最終的にどれもキレイなシルバーグレーに変化していくので、やはり予算や見た目・手触りで選ぶのがよさそうです。
個人的には予算内でおさめつつ、防蟻性と加工性を重視して選ぼうと思っています。
なるべく長くきれいに使いたいからメンテナンス性も大事かもね
経年変化・経年劣化するとどうなるの?
ハードウッドは年月を経るとシルバーグレーに変化していきます。
以下の写真はサニーウッドさんで見せてもらったウッドデッキなのですが、何種類の木材が使われているかわかりますか?
答えはなんと7種類!!!!
この記事で紹介しているサイプレス以外の6種類(イペ、ウリン、マニルカラ、セランガンバツ、レッドシダー)+ なにか(すいません忘れました💦)
どの板が何の種類か教えてもらいましたが、素人には全然違いがわかりませんでした。
木の滑らかさやちょっとした割れの比較だけで、説明されても一瞬で忘れたレベルです
このウッドデッキはメンテナンスはほとんどしていないらしく、およそ半年で色の変化は始まり、このようなシルバーグレーに落ち着くとのことです。
塗装によって色落ちを遅らせることや、着色もできますが、放っておいてもキレイです。
ちなみにサイプレスのシルバーグレーはこんな感じ
サイプレスもなめらかな質感でキレイな色でした
各種類のお値段は?
ハードウッドなどの木材は輸入価格も関係するため、固定価格で比較することは難しいですが
2023年2月現在で調べた限りでは以下のような順序になっています。
イペ>>結構高い壁>>ウリン>マニルカラ>イタウバ>セランガンバツ>サイプレス>レッドシダー
価格高騰の波もあり、イペは群を抜いて高いです💦
おわりに
ハードウッドのウッドデッキは経年変化を楽しめる人であれば、高い耐久性があるので実は安価に取り入れられます。
メンテナンスフリーの人工木材もいいですが、天然木のウッドデッキも検討されてはいかがでしょうか?
実物を見て・触るとやはり気にいると思いますので、サンプルなどを取り寄せて実感してみてください!
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