家が引き渡されてから約1カ月。
住み心地は満足しているものの、家の中を整理していく中で発見し、既に修繕してもらったことがあります。
それは
- 壁掛けTVを付ける予定の壁補強
- 情報分電盤のLANケーブル
の2カ所です。
僕たちは竣工検査も、引き渡し時のチェックも入念に行ったにも関わらず見逃してしまいました。
なので今回は、
不備を見つけた経緯や、修繕してもらった結果に加え、「どのようにすれば予防できたのか?」という僕なりの再発防止策を解説します。
これから家のチェックされる方は、この記事の観点も踏まえてくれたら良いと思うので、是非最後までお読み下さい!
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引渡し後に発見①:壁掛けTV設置箇所の壁補強
我が家は当初から、リビングの壁に壁掛けテレビを設置する予定で補強をお願いしていました。
見ていただくとわかるように、壁に電源やLAN端子を用意してもらっています。
しかし、いざ65型のTVと壁掛け金具を購入し、設置しようとビスのうち場所を確認すると
コンコンコン
やたら響く反響音。。。。
コンコンコン
こっちも響くぞ反響音
これはもしや!?と思い、下地チェッカーでビスが打てる木材の部分を確認すると、枠組みの木材はあるものの、TVを設置したい壁中心部に補強がないことがわかりました💦
下地チェックの必須アイテム
なお、下地チェックには以下道具を使っています。
壁付けTV以外にもロールスクリーン設置や棚作りの際にも必須なので、早めに準備しておくとおススメです!
取付予定の壁掛け金具が付けられない
壁補強はないにしても、柱と桟(横向きの木材)はあるので、なんとか取付しようとしてみました。
調べてみると種類は少ないですが、柱と桟だけでも取り付けられる金具もあるようでしたが、僕がすでに購入した金具は取付不可でした。。。
取付できそうな金具も幅がギリギリで、ちゃんと取付できるか不安だったので、やはりキチンと連絡することにしました。
改めて図面を確認してみる
おかしいなぁ。。。と思いつつ、現場監督に連絡する前に念のため図面を再確認してみます。
するとなんと!!!!
よく見ると電源やLAN端子はあるものの、壁補強の点線がなかったんです!!!
つまり、正式資料だけを証拠として語ると「設計書通り」ということになります。
けど、キチンと話したし、話したからこそ電源とLANケーブルを付けてくれてるので、メモ書きがないか探したところ、メモ残ってました!!!
現場監督に連絡、壁補強を実施いただけることに
ということで、事情について最終設計書と当時のメモ書きを基に現場監督に連絡したところ、速やかに補強していただけることになりました。
すぐに大工さん、クロス屋さんを手配していただき、この辺はさすが積水グループだと実感しました。
「ノイエのアフターは積水と同じ」と簡単に説明されますが、こういうところですね。
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引渡し後に発見②:情報分電盤のLANケーブル
2つ目は情報分電盤のLANケーブルです。
ちなみに「情報分電盤」とは、家中の情報関連配線(インターネット、電話、太陽光などなど)を1カ所に集めて、効率的に管理するものです。
すごい簡単なイメージを言うと、情報分電盤からインターネットの有線経路を各部屋に隠ぺい配管しておけば、情報分電盤でケーブルを繋ぐだけで各部屋でも有線インターネットが使えるようになる!みたいなものです。
ぐちゃぐちゃの配線をみなくて済むようになるみたいです
情報分電盤にLANケーブルがない
さて、何が問題だったかというと、
リビングのテレビに有線LANケーブルを接続しようと情報分電盤で接続しようと開けてみると、配管は通っているようなのですが肝心のLANケーブルがなかったのです。
(通常なら茶色の配管からケーブルが出ています)
現場監督に連絡、すぐにLANケーブルを入れていただけることに
これは確認できていなかったので早速写真を撮って現場監督に連絡すると、電気屋さんのケーブル入れ忘れということですぐに対応してもらえました。
2日後には電気屋さんが来てくれてLANケーブルを入れていれてくれました。
こちらの対応も、返信も手配もとても早かったです、
どうすれば未然に防げた?再発予防策はある?
竣工検査でも十分チェックしていたんですが、やはりチェック漏れは発生するものです。
では、こういったチェック漏れをどうすれば防げていたのか、自分なりに考えてみたので、これから家づくりを進める方は参考にしてください。
引渡し後の不備を防ぐために大事なこと
上記の中でも、今回の不備につながる大事な箇所は赤字部分です。
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使う予定の製品は前もって伝えながら打合せ
僕たちは上記の記事にあるように、それなりに準備して間取り図のチェックや竣工検査を実施してきました。
けど、やはりHM・工務店の打ち合わせの最中にすべてを想像して話すことは難しいので、お互いの想像の世界をすり合わせなければいけないことが多いです。
今回もまさにそのパターンで、
「この壁にはテレビを壁付けする予定なので補強をお願いします。」
だけで進んでいたので柱と桟があれば大丈夫と思った設計士さん側と、補強と言えば壁一面補強してくれると思い込んでいた施主側の認識のズレが原因です。
(「壁一面補強するもんだろ」と一蹴することもできますが、、、、)
なので今回のケースに限らず、家の中で使おうと思っている製品や空間としての使い方は具体的に伝え、さらにその想像通りに使うことができるようになっているかを確認しなければいけませんね。
メモはしっかり残す、残してもらう
僕たちも今回メモを取っていた図面コピーがあったので、何の問題もなく修繕してもらえました。
「家づくり」はとても細かい話をしているにも関わらず、議事録があるわけでもなく、電子管理されるわけでもないので、本当に言った言わないが多い世界だと思います。
なので、どれだけ信頼している設計士、営業担当だろうと、大事な要望などは打ち合わせ時の図面などに記載してもらい、コピーを両者でもっておくことをおススメします!!!
そして当分の間は捨てちゃだめですよ
「さすがに大丈夫だろう」という精神は捨てる
情報分電盤の中身は「さすがに大丈夫だろう」と思ってチェックしていなかったポイントです。
基本的に細かい所まで確認していたのですが、ここは脚立がなかったら中が見れなかったということもあり、確認してませんでした。
ネット上の先人たちのブログやつぶやきを見ていても、「大丈夫だろう」ということで失敗した例も多いので、責任もって施主側が確認することが大事です。
LANケーブルくらい漏れていても大丈夫ですが、軒の出が足りないとか、屋根材や床材が違うとか、そのレベルで不備があったときは大変です💦
やはりしっかりと細かく自分の目で確認しなければいけませんね。
さいごに
今回は引き渡し後に発見した以下2つの不備について、内容と予防策をご紹介しました。
- 壁掛けTVを付ける予定の壁補強
- 情報分電盤のLANケーブル
僕たちは問題なく修繕いただけましたが、メモが残っていなかったり修繕できないレベルの不備だった場合は有償での修繕、または泣き寝入りかもっとコジれた事態に発展するかもしれません。
楽しく満足いく「家づくり」になるよう、今回の経験が役立てばうれしいです!!