こんにちは「うえのいえ」です。
僕も注文住宅の検討をスタートしてもう約4ヶ月くらいかな。
いまは間取りも決まって細かい使用決めの段階まで来た。
ここまで進めてみて、自分も含めてハウスメーカー検討の段階で「こんなはずじゃなかった」ってなる事象について思うことを殴りガキしてみようと思う。
そもそもの施主側の心構え
以前以下のようにツイートしたけど。
ここまで進めてて思う家づくりする一般民の心構え3つ
— うえのいえ@積水ハウスノイエで家づくり中 (@chachasora_home) November 20, 2022
①自分の家づくりのマネージャーは自分、任せすぎない
②日程、予算、キメゴトは明確に。たぶん次話してくれる、は禁物。基本出てこない
③意見は遠慮せず出す、話すことが信頼の証(お金だすのも、住むのも自分)#家づくり #施主
言いたいのは、「家づくりのオーナー兼マネージャー」は施主(=自分)やで。
自分ちの要件は自分が伝えなわからんし、営業担当や設計士が全て汲み取ってくれるわけちゃう。
「いやいや、そんなことわかってる」
って思う人もいるけど、思ってても要件を伝えずに期待して、「こうじゃなかった」って失望する人が多い気がする。
(僕らも最初はそうなってしまってたんやと思う)
もちろん、施主と一緒に家づくりを本気で細部までイメージしてアドバイスしてくれる担当がいれば、それが理想やろうけど。
働きアリの法則とか、働き蜂の法則とか言われているように、
「上位層2割:中間層6割:下位層2割」というのが、住宅業界でももれなく当てはまるはず。
サラリーマンですから。
ここで言う上位・中間・下位はこんな感じかな(個人的意見)
上位層 : 施主と同じレベルで一緒にいい家作りましょうマン
⇢画期的な案や、いい意味で営業自身が住みたい家を提案してくる
中間層 : いろいろサポートするので、いい家つくりましょうマン
⇢あくまでも中立的立場で、施主の意向をサポートする
下位層 : とりあえず建売間取り提案マン、契約してくれマン
⇢言われたことしかやらない、むしろ言われたこと忘れる
⇢ぶっちゃけ契約さえしてくれたらどうでもいい
ちなみに2・6・2の法則
262の法則とは、どんな組織でも「上位層2割:中間層6割:下位層2割」に分かれるという法則。
特定の提唱者が確認されていないことから、さまざまな業界・組織のなかで導き出されてきた経験則と考えられている。
ちなみに別名「働きアリの法則」とも呼ばれ、以下のように働きアリの性質になぞらえて説明されることもあります。
アリの巣の中では「2割」の働きアリがよく働いて食料を集め、「6割」は平凡な働きで、「2割」はサボっている
サボっている2割のアリを排除しても、再び「2:6:2」の割合に戻り、2割のアリがサボり始める
これが人間界の組織構成も「262の法則」で説明されることにつながる。
で、もちろんみんな高い金払うわけなので、上位層2割、欲を出してもっと上の担当者に当たりたいと思っている。
けど、そんなやつは宝くじと思った方がいい、さらに言えば営業担当の先にいる「設計士」もいるから宝くじ2連発レベル。
(もちろんもっと高い金払えば対価として、優秀とされている担当がつくかもしれない)
僕が言いたいのは、中間層の中でちょっと上のレベルを見つけられるかの方が重要っちゅうことです。
自分で調べたことをサポートしてくれなきゃ流石に無理やからね笑
んで、自分の経験も含めて、「施主と営業担当がうまく行かないパターン」3選。
総じて、「期待値のズレ」が原因やね。
パターン①:営業担当・設計担当にウルトラCを求める
これは提案内容に対する期待値のズレ。
一応、「ウルトラC」とは?コトバンクから引用。
① 体操競技で、最高の得点基準であるCの技術よりさらに難しい、ひねりや旋回などを取り入れた技。
コトバンクより
② (比喩的に) 難しいことを見事にやりとげること。ものすごいこと。最高であること。
※流行うらがえ史(1965)〈うらべまこと〉一一「これは、日本の洋裁教育、洋裁技術を根底からゆり動かすようなウルトラC、いうなれば忍法立体裁断である」
つまり、ロクにイメージないのにめちゃめちゃ広くてオシャレな内装・外観の家が出てくると思ってないですか?
Youtubeやブログで、超素敵な家って紹介されてますよね。
あーいう素敵な家が紹介されて、自分たちもこんな家を建てたい!!!って思うわけですよ。
けど自分たちは、別にそこまでイメージが具体的ではない状態。要件としては平凡。
・LDKは20帖以上、バルコニーはいらない、スキップフロアはほしい、子供部屋は何部屋・・etc
けど営業担当と設計士さんに提案されて
「なんか違う」
ここで施主側の心理を言語化すると
「おいおい、こっちの家族状況とか心理状態を読み解いて、汲み取って、かつ平凡な間取りじゃなくて、オースゲー!なんかかっこいい!っていう間取りとコンセプトだしてこいよ、こんなの求めてないんだよ、なんか違うんだよー」
これ完全にウルトラCを求めてます。一応僕が思う改善策。
・ウルトラCを求めるならウルトラCな要件をちゃんと出す!!!!
・出てきた提案が思ってたのと違う場合は、「何が違うか」を言語化する!!!イメージ見せる!!!
パターン②:営業担当に完全な二人三脚、むしろ能動性を求める
これはスタンス・関わり方に対する期待値のズレやね
これは根底に「お客様は神様です」の誤解した認識・スタンスがあるきがする。
営業担当も完全専任ではないやろうし、社内事務もあるし、プライベートもあるけど。
自分たちと同レベル、むしろ自分たち以上に、自分たちの家のことを考えろという狂気の依存型。
業界側も「お施主様」とかいうから変な認識生まれるんちゃうかな。
「様」って敬称やからね。「様」自体に「神様」「王様」の意味はないで。「お施主様⇢お施主さん」と一緒のレベルやで。
蛇足でした。
話もどすと、これは
施主が考えられない(=考える時間がない)から、
「営業担当さん、あんた仕事でしょ。考えてよ」のスタイルかな。
別に仕事の範疇ではないことを、あたかも仕事の範疇であるかのように要求するイメージ。
そりゃあ営業担当さんが同じスタイルで共感してくれたらうまくいくけど、大抵はギャップがあるんちゃうかなー。
繰り返しますが、
「家づくりのオーナー兼マネージャー」は施主(=自分)やで。
あくまでも施主側が主体であるべきやと思ってます。
家づくり進捗管理的考え方🤔
— うえのいえ@積水ハウスノイエで家づくり中 (@chachasora_home) November 21, 2022
①タスク洗出す(考えるのは何)
②タスクの成果物決める(間取り、使う製品、見積書等)
③予定決める(ショールームはいつどこにいくか、ローン審査は逆算していつまでか等)
④期日守る(キメゴトを即断即決しなくて済むように)
ダラダラいくと自分の首しめちゃう💦
家づくりのQA管理🤔
— うえのいえ@積水ハウスノイエで家づくり中 (@chachasora_home) November 24, 2022
僕の仕事ではお客とQA管理表をつくります。家づくりでも施主がしっかり管理必要。
①打ち合わせの質問は自分でメモ
②次回持ち越しは宿題としてメモ
③打ち合わせの最後にみんなで確認
③は特に大事❗️2、3時間のMTG内容全て覚えてるスーパーマンはいないですよ😆
改善案!
・自分たちが一番自分たちの家を考えるという意識をもつ
・営業に対して「仕事でしょ」ではなく、リスペクトし合う
パターン③:営業担当に伝えた要望が入っていない
コレはスペックに対する期待値ギャップですな。
ざっくりいうと下位層の働きアリに巡り合った感じ。
これはどれだけ施主側がキチンとしても、中間に入る担当者のスペック不足で要件が溢れたり、内容が伝わらないことになるので、
この場合はサクッと担当者交代を要望するか、次のHM巡りに旅立ちましょう。
最後に
殴り書きで「施主と営業担当がうまく行かないパターン」を書いてみたけど。
ここに書いたことって結構重要で、意識が変わるだけで担当を見る目も変わるし、互いのスタンスを明確にすれば期待値のズレがなくなるかと思ってる。
もちろん、優秀な担当にあいたいけどね。
注文住宅ってわからないことだらけやし。
僕達もそう思いながらHM比較検討を行いながら、難民になっていきましたわ。
今思うと、最初のHMの担当は下位層の人やったんだと思う。
今の担当者さんはスゴイ前向きに一緒になってくれてサポートしてくれる。
スゴイ上位層の人ってわけではないと思うけど、中間層の上位に食い込んでるんちゃうかな。
宣伝みたくなってしまうけど、僕らが営業担当さんと出会ったんは「ファンタジスタ藤本」さん経由の紹介。
難民になって、結構マジで藁にもすがる思いで連絡しました。
結果的にこの選択は正しかったですが。
もし、他にもおんなじ悩み持っている人は下にも書いてますが、僕でよければ相談には乗れますので、SNSでも何でも連絡くださいね。
以上!!!!!殴り書き終了!!!!