こんにちは、積水ハウスのセカンドブランドである「積水ハウス ノイエ」の施主「うえのいえ」です。
今回は、家の一部の壁をDIYで塗装しようと思い、ポーターズペイントの代理店に説明を聞きに行った話を紹介します。
僕たちもよくわからないまま説明を聞きにいきましたが、非常に面白そうで、自分の家に対する「遊び」の部分を残せそうないいイメージがわいてきました。
そもそもポーターズペイントってなんなのか?
お値段感や見せてもらった施工例も交えて紹介
していきますので、最後まで是非お読み下さい!
これは読まなきゃ損だにゃ
この記事で紹介していること
・どんな特徴があるのか。
・注文住宅で何するの?
・どこで買えるの?おいくら万円?
・どんな感じで塗装されるの?
それでは、是非最後まで御覧ください(^^)
なお、私達がポーターズペイントを知る切っ掛けになった記事はこちらのブロガーさんの記事です。
猫ちゃんと暮らす工夫が詰まった家が紹介されているので是非合わせてごらんください。
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ポーターズペイント(PORTER’S PAINTS)とは?
ポーターズペイントはオーストラリアで生まれた塗料のようで、創立者であるピーター・ルイスが、亡き祖父の日記を見つけ、そのメモに基づいて作り始めたことで生まれたペイントです。
色や値段の説明から始まるのではなく、モノが生まれた経緯や物語、込められている想いから紹介してくれたのは非常に印象がよかったです。
なお、和歌山の代理店である「benefit+plus」さんで話を伺いました。
「benefit+plus」さんのHPでもオシャレに紹介されているので是非見てみてください。
ポーターズペイントの特徴は?
ではその特徴はなんなのか。説明してもらった特徴は以下の通り。
ポイント
・独自展開のペイントショップ(代理店)でのみ購買が可能
・購買して使うには、ワークショップの参加が必須
・自然素材を使っており、人にもペットにも環境にも優しい塗料<F☆☆☆☆取得商品>
・ひとつひとつの色に意味があり、品番号ではなく“名前”がある
・約300色のカラーがあり、ひとつひとつの色を手作りで調合
・代理店による施工もできるが、施主本人による塗装をオススメしている
・色だけでなく、質感も選ぶことができる
どこで説明を聞けるの?ショールームはある?
ポーターズペイントには代理店が点在しており、僕達は和歌山県和歌山市にある「benefit+plus」で色々話を伺いました。
現在の代理店は、こちらの代理店一覧をみると全国で36箇所あるようです。1エリアに1店舗しか代理店になれないらしく、一番近くの代理店でも多少の移動が必要かもしれません。
代理店ではワークショップも開催していて、壁という壁をワークショップで塗っているので「benefit+plus」さんの壁もほとんどポーターズペイント塗装で、店そのものがショールームとなってます。
店内の壁ほとんど全てがポーターズペイントなので、どんな塗装になるのか簡単にイメージできます。
余談ですが「benefit+plus」さんは保護猫を室内で飼われていて、かわいい猫ちゃんたちも見ることができます。
スタッフさんも猫好きで、スタッフさん2人と私達で15~20匹も猫を飼っていることに笑
インスタにも猫ちゃんを載せられているので、是非のぞいてみてください。
ポーターズペイントの魅力・メリット
さて、ポーターズペイントにはいろいろ特徴がありますが、僕たちが説明を聞いて感じたメリットを紹介します。
最後に子供たちとマイホームを完成できる
ポーターズペイントは子供たちでも塗ることができます。
一生に一度であろうマイホームを最後に子供たちと一緒に完成させることができるというのは最高の思い出になりそうです。
ポーターズペイントは子供にもペットにも優しい素材なので塗料特有のシンナー臭さもなく安心です。
しかも塗装した壁面はまた塗装しなおすことができるので、家の印象を塗り替えることができます
「質感」を選ぶことができ、クロスにはない雰囲気を出せる
ポーターズペイントは色だけでなく、質感も選ぶことができます。
以下はサンプルで見せてくれましたが、他にも塗り方次第で様々な風合いになります。
種類
①INTERNO LIME WASH:石灰を含んでおり、塗ってまもなく石灰によって古びたくすんだ感じになる
②EGGSHELL:言葉通りの卵の殻のようツルっとして艶感と光沢が特徴的
③STONE PAINT COARSE:大きめの石英が含まれていることでザラっした質感があり光の印影が特徴的
④STONE PAINT FINE:こちらは細かな大理石が含まれていて③よりは落ち着いたヌリカベ的な質感がありました
それぞれ若干の価格差があるようですが、「質感」選ぶことができるのは素敵!
特に③④のストーンペイントは塗り壁や吹付け壁のような質感で、塗装でもこういった質感をだせることにビックリしました。
ポーターズペイントのデメリット・注意点
デメリットは特にないのですが、知っておきたい注意点は以下の2点かと思います。
比較的高い
ポーターズペイントは4リットルの塗料で2万円以上します。
種類によりますが、4リットル缶で平均20~30㎡の範囲を塗装できるとのこと)
ホームセンターなどの塗料と比較すると高価になるので注意が必要です。
とはいえ、その分色味や質感などは値段に見合う価値があると思います。
専用の刷毛が必要
画像真ん中にあるように、ポーターズペイント専用の刷毛があり、それで塗ることが推奨されてます。
猪豚の毛を使用している刷毛で、毛先を1つずつ枝毛加工しているので塗料をキレイに塗ることができます。
特にポーターズペイント特有の柔らかな刷毛目はこの刷毛だからこそつけることができるようです。
注文住宅でどこをDIY塗装するの?
我が家はリビングの前後にある「ペレットストーブの裏」と「キッチンコンロ上」2つの壁をポーターズペイント予定です。
一番目に入るであろう、メインとなる壁を塗装します。
塗装する壁の概算面積は2つの壁で合計約9㎡
・キッチン壁:横 3m × 縦 1.6m = 約4.8㎡
・ペレット裏壁:横2m × 縦 1.6m = 約4.2㎡
キッチンコンロ前の壁に塗装した時の耐水・不燃性は?
ポーターズペイントで塗装するにあたって1つだけ確認事項がありました。
それはコンロ側前の壁を塗ってよいかです。
コンロ前なので「熱」「油跳ね」「水滴」が考えられるので、「耐熱性(不燃性)」「耐水性」「掃除のしやすさ」が重要になってきます。
確認結果
・不燃認定、耐水性もあるためコンロの前でも問題なし
・油跳ね汚れはザラついた質感の場合は掃除しきれない可能性あり
・そのためツルっとした質感であるEGGSHELLがおススメ
・汚れが気になる場合は再塗装するか、油跳ねガードの利用が必要
不燃性、耐水性があることがわかれば私的には条件クリアでした。
汚れるのが怖ければ、再塗装を前提にするか、油跳ねガードを利用します。
塗装のための準備(塗料・刷毛)とお値段は?
ポーターズペイントは塗装までに必要な準備がいくつかあります。準備内容や概算価格も教えてもらいましたので紹介します。
準備①:ワークショップに参加
ポーターズペイントを購入するにはワークショップにて養生の仕方や塗装方法をワークショップに参加して教わる必要があります。
楽しそう。。。。
なお、ワークショップの参加日程については、実際に塗装する2カ月前~1か月前を推奨されました。
それぐらい直前の方が手順忘れ防止と、塗料の決定後に発注〜納品まで1週間ほど必要なので、逆算した結果、その程度余裕を持つべきということです。
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準備②:刷毛等の準備・購入
初心者向けのセットなどが用意されているようなので紹介します。
僕もまだ実際に購入しておらず、説明してもらった内容なので、またワークショップ参加後などに詳しく紹介する予定です。
初心者に必要な用具とお値段
▼塗装用具の例 | ||
初めてペイントセット | バケツ×1・刷毛大×1・刷毛×1 マスキングテープ×3、マスカー×1 | ¥9,200 |
BRUSH 4×14(大) 購入 | 大きい刷毛 夫婦など2人以上で塗るなら必要 | ¥8,000 |
BRUSH 4×14(大) レンタル | 購入不要という方は2週間レンタルも可能 返送料込み3,800円 | ¥3,800 |
▼塗料例 | ||
EGGSHELL 4リットル | 大体 7㎡/1リットル濡れる模様 | ¥25,600 |
STONE PAINT FINE/PAINT COARSE 4リットル | 大体 5㎡/1リットル濡れる模様 | ¥27,500 |
STONE PAINT FINE/PAINT COARSE 1リットル | 4リットル缶よりも高くなります | ¥10,500 |
▼専用紙クロス | ||
ポーターズペイントペーパー | 1.0㎡単位バラ売り | ¥1,000 |
ハウスメーカーへの依頼事項・調整事項は?
注文住宅の場合は、ハウスメーカー側で各部屋のクロス施工をしてくれるので、ポーターズペイント塗装をしようとしている部分は事前に伝えておきましょう。
また、塗装の方法が2通りあるので、それに応じた仕上げ方法をお願いする必要もあります。
1つ目:意思表示
自分たちがポーターズペイントを行いということは、検討段階から伝えておきましょう。
どの内装部分を塗装するのがよいか、どんな色合いが良いか等、ICさんも相談に乗ってくれます。
2つ目:下地仕上げのお願い
先程記載したとおり、ポーターズペイントの塗装方法には2通りありますので、それに応じた仕上げ方法をお願いする必要があります。
仕上げ方①:紙クロス仕上げ
塗料をキレイに乗せるには、「紙クロス」で仕上げてから塗装するとよいとのこと。
紙クロスには、専用の「ポーターズペイントペーパー」というものもありますが、サンゲツなどでも出ている紙クロスでも問題ないとのことです。
なのでハウスメーカー担当と相談の上で、専用クロスにするか提携メーカーの紙クロスを紹介してみてもらってください
仕上げ方②:石膏ボード仕上げ
紙クロスも費用がかかるので、最も費用を安くするには、クロスを貼らない石膏ボードのままで引き渡ししてもらう方法です。
この場合の塗装の順序としては以下になります。
①石膏ボードのスキマをパテ埋め
⇩
②サンダー、ヤスリで擦り作業
⇩
③プライマー(シーラー)塗装(上塗り塗料を密着させてキレイに仕上げるための下塗り)
⇩
④本塗り
全て自分でやるか、相談すれば、①②までは現場でやってもらうことも可能かもしれないので、相談の余地はあります。
パテ塗りしてからのヤスリ作業は想像するよりも大変です💦
やる場合は筋肉痛は覚悟しましょう笑
他の塗装例
お店の壁の塗装例を他にもいくつか紹介します。
錆びたビンテージ風の色合いの塗装です。
細かい線は猫の爪痕です笑 それさえも味に見えてくる不思議さを持ってます。
次はムラ感が強い塗装方法です。
これは白塗料を塗った後に青塗料を塗って、乾く前にポンポンと叩くことで色全体に下地の白を浮き立たせているらしいです。
以下は緑色の塗装と、4リットル缶はこの画像の缶になります。
まとめ
さて今回は以下のように、ポーターズペイントの紹介と代理店で聞いた特徴や準備事項の紹介になりました。
この記事で紹介していること
・うえのいえ家で塗る壁
・必要な準備
・ハウスメーカーとの調整事項
代理店さんで聞いた内容を踏まえて、私達もポーターズペイントで塗装することを決定し、ハウスメーカーとの調整に入りました。
これを読んでくれた皆様も是非ポーターズペイントを選択肢として検討してみてください。
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